



Fun with Cancer Patients はブライアン・ロベール自身のがん経験を発端とし、2009年より始まったがん患者との共同創作プロジェクトです。事前調査のため来日した際に、「がんと生活についてもっと話したい、もっと知りたいのになぜ、がんを話題にしにくいの?」という疑問に直面。地元のがん経験者や患者•家族をサポートしている専門職の皆さんと共に「がんにまつわる会話を遠慮なくできる安全で居心地のいい場所」を創ることにしました。「がん患者とがんトーク:金沢編」は、観客の皆さんとがん経験者が会話を楽しみ、そしてためになる体験型パフォーマンスアートです。
協力:石川県がん安心生活サポートハウス つどい場はなうめ
Fun with Cancer Patients
がん患者とがんトーク:金沢編
11月3日〜5日
2-a 体験Performance 11:00〜15:00(随時入場可能)
シアター21へ気軽にお立ち寄りください。
ブライアンとFun with Cancer P atients 金沢メンバーが
皆さんを眼からウロコな体験型会話パフォーマンスへご案内します。※英日逐次通訳付き
[所要時間]約30分 [会場]金沢21世紀美術館シアター21
※当日直接会場へお越しください。
2-b 展示 Exhibition 10:00〜17:00
※展示のみご覧になる方は10:00-11:00, 15:00-17:00
このプロジェクトに関わったがん経験者や医療関係者、来場者の皆さんのホントの気持ちを託したカードを展示します。
[会場]金沢21世紀美術館シアター21前ホワイエ





ブライアン・ロベール
Brian Lobel
黒田裕子
(パフォーマー・演出家・脚本家/米国・英国)
(金沢21世紀美術館交流課
プログラム・ディレクター/コーディネーター)
パフォーマー、教師、キュレーターなど様々な肩書きを持つマルチアーティスト。
個人のからだが他者からの眼差し・監視・おせっかい・愛情の被写体になるありさまを作品にしている。
国内外の医療教育機関、美術博物館、市場、野外などあらゆる場所で作品を発表。
挑発的なユーモアと深淵な洞察力を駆使した創作が特徴。
ダンス、パフォーマンス、音楽を中心としたパフォーミングアーツ公演や交流イベント事業を企画制作。2014年より街へ飛び出し、社会との接点の中で手法やジャンルを超えた新作の創作を行うアーティスト・イン・レジデンスプロジェクト「カナザワ・フリンジ」をプロデュース。
《2017年度 制作プロセス》
4月
参加者募集開始
*ブライアン•ロベール来日(6月12日〜22日)
6月12日(月)
6月13日(火)
6月15日(木)
6月17日(土)〜18日(日)
6月19日(月)〜20日(火)
6月21日(水)
6月22日(木)
NPO法人キャンサーネットジャパン訪問(東京)
マギーズ東京訪問(東京)
石川県がん安心サポートハウスはなうめ訪問(金沢)
患者・遺族グループとの合宿(金沢湯涌創作の森)
第1回専門職意見交換会(4回開催)(金沢21世紀美術館)
朝日新聞•中日新聞インタビューを受ける
患者・遺族グループ&専門職グループ交流会(金沢21世紀美術館)
マモル•イリグチ氏(デザイナー)と会場デザインの打ち合わせ。
*フォローアップミーティング
7月13日(木)
7月23日(日)
7月30日(日)
8月
9月〜10月
第2回専門職意見交換会(1)
第2回専門職意見交換会(2)
第2回専門職意見交換会(3)
演出 及び 会場デザイン計画
ブライアンと患者・遺族グループ&専門職スカイプミーティングなど開催
*ブライアン•ロベール再来日(10月23日〜11月6日)
10月下旬
患者・遺族グループ&専門職グループとのリハーサル
《本番》
11月3日〜5日
『Fun with Cancer Patients がん患者とがんトーク:金沢編』開催
2016年のリサーチレポート
取材・文/喜多舞衣(オノマトペ)
助成:『Fun with Cancer Patients がん患者とがんトーク : 金沢編』は宝くじの助成を受けて実施しています。
