



《A Little Umbrella Ⅱ》 2012年 パフォーマンス(Sun Gallery/台湾、台北市)
参加型の作品《Walk with Me》を滞在制作します。金沢に住む人の心の内にある「情景としての金沢」のすがたを見つめる試みです。地元の人が日常的に歩く道や個人的な思い出がある道を一緒に歩き、その道や風景にまつわる個人的な物語に思いを巡らせます。一緒に過ごした時間は詩となり、手紙になって参加者の元に贈られます。展示会場は、その情景が繋がる「もうひとつの金沢の地図」として現れます。
あるくこと/道/風景/物語/詩/手紙/ノート
つくること/情景/金沢で過ごすそれぞれの時間を照らすもうひとつの地図
協力:竹圍工作室
Walk with Me
11月3日〜5日(10/1予約受付開始)
3-a 展示 10:00〜17:00 無料
[会場]金沢21世紀美術館 会議室1
3-b ガイドツアー
各日10:00〜, 14:00〜,16:00〜 無料 要予約
地元の人と歩いた道をウェイの案内で巡ります。
地元の人とウェイの視点が混ざり合って現れる金沢の情景を体験する時間です。
※日英逐次通訳付き
[集合場所]金沢21世紀美術館 会議室1 [所要時間]約60分 [定員] 各回5名
《Walk with Me 参加者募集》
《Walk with Me》作品制作のための参加者を募集します。
あなたのお気に入りの道や場所をウェイさんに教えて下さい。
その道をウェイさんと二人でおしゃべりしながら歩いていただきます。
後日ウェイさんから手紙をお届けします。
《参加申し込み》
①お名前 ②ご住所 ③電話番号 ④メールアドレス ⑤ご職業 ⑥年齢 ⑦性別⑧お気に入りの道の場所 ⑨案内いただく希望日時 ⑩メッセージなど
を明記の上、お申し込みください。
*スケジュールを調整の上、待ち合わせ場所・日時を連絡いたします。
*ウェイさんは中国語と英語を話しますが、身振り手振り、スケッチ等でのコミュニケーションも歓迎です。



魏欣姸
ウェイ・シンエン


齋藤雅宏
(アーティスト/台湾)
(Kapoディレクター)
1986年 米国生まれ。現在 台湾在住。2009年 国立政治大学(台湾)にて政治学の学位を取得。シカゴ美術館附属美術大学(SAIC)にて修士号取得(写真とパフォーマンス)。優秀奨学生(2013年-2014年)。
人のもつ社会性・物語性をテーマにした写真や映像、パフォーマンス作品を制作。金沢の滞在制作において、人と街の間にある親密な関係性に着目して作品を制作する。
主な個展
2016年「There to There」Yard/Theatre/台湾、高雄市
主なグループ展
2017年「Footprint and Check-in」Haiton Art Center/台湾、台北市
2016年「L’intru (Invaders)」Errant Bodies/ベルリン
2015年「The Moment」 Queens Museum & Queens Botanical Garden Queens/ニューヨーク
アーティスト/アートコーディネーター
1981年 山形県生まれ。現在 石川県金沢市在住。
2007年 筑波大学大学院修了。2008年からアートスペースKapo ディレクター。2009年からAIRプログラム「CAAK & Kapo Creator in Residence」コーディネーター。これまで国内外から25名のアーティストを受け入れる。2016年に竹圍工作室(台湾)とAIR交流を行なう。
http://masahirosaito.weebly.com
《2017年度 制作プロセス》
6月25日(日)
Bamboo Curtain Studio(台湾)のIrishさん、
アーティスト ウェイ・シンエンさんのスカイプレクチャー
9月
参加者募集開始。
10月
滞在制作開始。
金沢のまちを参加者のガイドでシンエンと一緒に歩く。
《本番》
11月3日〜5日
展示とアーティストによるガイドツアーを実施
2016年のリサーチレポート
取材・文/喜多舞衣(オノマトペ)
※2016年は、日本におけるソーシャリー・エンゲイジド・アート(社会関与型アート)の可能性について探るリサーチを行いました。